『Masterpiece』
GARNET CROWの、6つのシングル曲を含むメジャーデビューアルバム。
タイトルトラックの『水のない晴れた海へ』から、彼女らのつくり出す世界に吸い込まれていきます。“様々な音を織りなす万華鏡を初めて覗いたときのドキドキする気持ち”を表現した『first soundscope』と、“人魚が初めて海面の外にあるもうひとつの海=空をみたときに感じる、神秘的な興奮や悦び”を意味する『水のない晴れた海へ』には共通の思想が流れていて、これこそがこのアルバムを通して彼女たちが伝えたかったことだと思います。
続く『君の家に着くまでずっと走ってゆく』、『二人のロケット』と、最後までGARNET CROWらしい楽曲が連なってゆくこのアルバム。おすすめは、力強くせつない詞と美しいメロディーが印象的な『Rhythm』です。
アルバムの最初から最後まで一筋の線でつながっている、統一感のある作品。GARNET CROWの魅力、世界観が最大限に活かされた最高傑作ではないでしょうか。