『風雲急を告げるおもしろさである。』
何が楽しいって、台湾映画の「風雲」です。
最近流行りのワイヤーアクションです。
マトリックスもいいんですが、こっちは滅茶苦茶です。勢いです。悪人千葉真一に立ち向かう運命に導かれし若者たち、という単純明快なストーリーですが、物語が裏切らないのがいいです。
ところで、私は主人公のひとり風のファンですが、どうしてこの男、もてるのでしょう。出てくる女性、みんな風に思いを寄せて命を落としていくのです。でも、本人、あまり構わない。最初に出てきた女の人を生涯の妻と思っているんでしょうが、最近、墓参りもしてないじゃないか。それにしても、もう一方の雲の悲惨な事。(こっちがもてそうに見えるのに、好きになった女性は風に思いを寄せて、風をかばって死んでしまった。)
二人の主人公の兄弟子の霜もイイなあ。実は、風よりも、霜のような堅実な男性を夫にすべきだ。英雄剣の主もイイ味出してるが、どうして、こいつ、ここまでこの集団に(というか雲に)献身的なんだろう。師匠の指示とはいえ、親身になりすぎのような気がする。
で、何よりイイのが千葉真一。どこがイイって、この人、自分の本質が悪役だって、やっと気づいたのね。それにしても、行き当たりばったりのストーリー、全5巻だが、ドラゴンボールくらい続いて欲しいよ。
5巻で終わってしまうのは、ちょっと哀しい。