『青空が似合う、ポジティヴなロック・ソング。』
十代の自由な心を写すかのような、ポジティヴなロック・ソングである。♪ひざ下の境界線、飛んでしまおうよ…など学園ソングっぽい感じもある。ダークな曲も得意とするラルクだが、明るい曲をやっても見事である。ヴァース/ブリッジ/コーラスという定式にこだわらない独特の展開で新鮮だし、歌詞も深い。ほぼ完璧な楽曲ではないかと思う。
ただし、タイトルの「DIVE TO BLUE」は明らかに英語として変で、文法的には「DIVE INTO THE BLUE」でなければならないが、「BLUE」には「憂鬱」という意味があり、これだと「憂鬱な蒼の中へ」となってしまい、曲の雰囲気に反する。「…深くに沈みたい」を活かすなら「DIVE」一言にするか、若しくは「ESCAPE」というタイトルにするのが一番正しいのではないか? と思うがいかがだろう?
♪定められた運命を?切り裂いて空へと抜けだそう…という歌詞にも合うし、「ESCAPE」という言葉には、「学校をサボる」という意味もあるので、青空の似合う自由なこの曲にはぴったりかな、と。海外育ちゆえ、ちょっと突っ込んでみたのだが、さて?
それはともかく、この頃のhydeは若くてとにかく美形だったし、声も今より高音が出ていた。「あ…これは売れるぞ!」という確かな予感みたいなものを、感じたのであった。