『ゆったり唄うことの実力』
処女作であらゆるパワーを出し切った上での第二作、こういう出方ができるのか!と感じてしまった。
ある意味初っ端から出来上がっているという感じなのである。
以後のバラード女王路線の嚆矢となる#2「Believe」でのその伸びやかかつゆったりとした唄い口はもうベテランの域に達しているよう。
全体としてバラードのレベルの高さが際立ったことも爾後の評価に大きな影響を与えたといえようか。お馴染みの「It's Just Love」やGlory Daysをステップにスケールアップしたような「忘れない日々」も本作収録である。
只、間に挟まる「Sweet Pain」のようなハイテンポや「愛しい人」のような可愛らしい歌(個人的には一作目のキスして抱きしめてとあわせて好きなのだが)もあり、一作目よりは落ち着いた作りながらバランスの良いアルバムに仕上がっている。ということで高い評価をするしかない!