『雪の利用』 1938年に出た岩波新書の『雪』を文庫化したもの。 「雪と人生」「「雪の結晶」雑話」「北海道における雪の研究の話」「雪を作る話」の4編が収められている。 雪にかける思い、軽妙なユーモア、誠実な文章。科学の名著である。執筆されてから、すでに70年近く過ぎているが、魅力は色あせていない。特に「北海道における雪の研究の話」は名文。 有名な「雪は天からの手紙である」という文章にも出会うことが出来る。