「誰にも心が開けず、寂しい週末を過ごす女性(おそらく30才前後)」を主人公にした歌詞は、相変わらず「あー、わかるわかる」感に満ちていて、「多くの人に共感される」というコンセプトがきちんと機能していることが伝わってくる。当然、「すんなりと耳になじむ、さわやかなメロディ」「歌をしっかり伝えることに焦点を当てた、シンプルなアレンジ」「ナチュラルで無理のないボーカル」というZARDを構成する要素も健在。目新しさや一過性の流行に惑わされることなく、自分たちの音楽を守り続ける彼らの姿勢は、もっと評価されるべきだろう。(森 朋之)
戻る