『アメリカン・ドリームの彼方へ』
たくさんのレビューで書かれているとおり、ケンバンドの作品のなかでも音楽職人ケンさんの本領がいかんなく発揮された傑作アルバムだ。とくにこのアルバムはすごいなあと感動するのは、そんなことを言うのは野暮だよといわれるかもしれないが、いまの世界と時代に対するケンバンドのまなざし。アメリカン・カルチャーに深い、深い愛情を持つ者だからこそといえる疑問符が、ブッシュのもとで暴走するアメリカに向けて鋭く放たれている。What's Going On のこんなサンプリングができるのは、ケンバンド以外には考えられないという感じ。アメリカン・スタンダードではなく、マイ・スタンダードで行くぜというメッセージがイイネ!