「Right on, Babe」に続く2003年2枚目のシングルは、いわゆるウィンター・バラード。ガイド的なリズム以外はすべて5人のコーラス・ワークだけという、ゴスペラーズの真骨頂といえるア・カペラの曲だ。ヴォーカルを中心に、5つの声が抜群のチームワークと見事な歌唱力でセンチメンタルなメロディーを奏で、駅のホームでの男女の別れをつづった歌詞とともに、冬らしくぬくもりのある曲に仕上がっている。こうした、ドゥ・ワップ的手法をポップスに持ち込むというスタイルこそ、彼らの醍醐味だろう。同じく冬をテーマにしたカップリングの「冬物語」もいい出来だ。(小山 守)
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