『窈ちゃんの「新しい皮袋に古い酒」』
小林武史氏プロデュースということで心配していた(爆、失礼!)
のだが・・・
すばらしい仕上がりです。
「指切り」では、ロック調のリズムにのせて窈ちゃんがはかない
恋を切々と歌い上げる。いつもの歌いまわしは健在。おー、なか
なかにすばらしい取り合わせだ!
名越由貴夫のザクザクッとくるギター、昭和歌謡風?のちょっと
俗っぽ気味のホーン・アレンジもgood(編曲も小林武史)。
2曲目の「音叉」は、テクノ風(←死語)の電子音がとびかう中、
窈ちゃんの珍しく無機質なボーカルがさえる。
3曲目「ぱぱへ」は、「ありが十々」「大家」「影踏み」に続く
パパ物の第4弾。今度は窈ちゃんは抜き気味のボーカルで、半音階
の多い不安定なメロディーを見事な安定感で歌う。「9月20日は
wedding party」という歌詞には、おもわずドキッとしてしまう。
だって、ほんとうは窈ちゃんの誕生日なんだもん。
シェーンベルグではないが、「新しい皮袋に古い酒」。
お昼のランチ(シングル)を食べに行ったら、フルコース(アルバム)
級のお料理が出てきた、というくらいの充実度。