『やはり天才です』
彼女の出したシングルの中でも最も素晴らしい曲だと思います。
夜の街を駆ける様な煌びやかでセンチメンタルなシティポップ。
電子音の構成もファーストアルバムの頃に比べ格段に洗練されていて、
トラックだけでも充分楽しめるほどの出来。そこに宇多田の透き通る
歌声が乗り、どこまでも聴き手をアゲてくれます。
歌詞の韻の踏み方も絶妙で、歌の心地よさを全く削ぐことのない「流れ」
を作っています(歌詞の内容については、僕は余り関心ないです)
他のいわゆる「R&Bモドキ」のミュージシャンとは次元が違うでしょう。
彼女の作る曲の持つ、流行や感情を抜きにした音楽的な純度。圧倒的です。