『著者は本当にアメリカの大学をわかっているのか?』
日本の大学を卒業し、公務員として働いた後、アメリカの大学院に入りました。コロンビア大学で修士、博士をとり、その後同大学の助教授として医学部精神科で働きました。周りには二人のノーベル医学賞を受賞した教授がいて、その後を追う研究者も最先端の研究に励んでいます。大学院生も一般によく学びよく遊ぶの典型の人々でした。優秀だ。と感じさせる若者で、何のために教育を受けているのかよく自覚しています。一昨年、マンハッタンにあるマウントサイナイ大学の医学部にうつりましたが、高等教育機関では横の連携がつよく、単科大学であるマウントサイナイはコロンビアの幅広い知識と人材に頼り、コロンビアをうらやむことも多々あります。この本の著者はいったい何を伝えたかったのかと、いったいどのようにアメリカの大学について取材をしたのかと大変疑問に思いました。読者がこの本の内容を鵜呑みにし、アメリカに渡ったらそれこそ日本人の大切な時間とお金を無駄にしてしまうのではないか。他の本も参考にし、確固たる決意を持って渡米してくださることを願います。ちなみに、アメリの高等教育機関は、努力、能力、運の3つが揃えば限りない可能性が広がるところだとおもいます。私の学費、生活費はすべてコロンビア大学から支給されました。