『「雨のエレジー」はこのバージョンが断然お薦め。』
1曲目の「雨のエレジー」は、Missing Halfに収録されているアルバム
バージョンよりも、こちらの方が曲としての完成度が高い。制作過程でも、一旦完成してトラックダウンしたものがゴージャスになりすぎたため、
ギターと歌のシンプルなものにして元に戻したというエピソードもある。
作詞・作曲はCOILの岡本定義で、杏子の独特のハスキーボイスと絶妙な
調和をみせており、ひとつのスタイルを確立している。2曲目も岡本による
曲であるが、一曲目とは対照的に激しいメロディーにあえてきわどい歌詞を
もってきている。杏子の得意とするタイプの曲のため、「OKが出てもまだ
まだ歌いたいぐらい」と本人もコメントしている。3曲目は中嶋晃子「虹色
の湖」のカバー曲。原曲と聞き比べるとおもしろい。4曲目はビートルズの
「Jealous Guy」のカバー曲で、山崎まさよしのギターと歌もききどころ。
歌詞カードの写真やレイアウトも美しい。