初の日本語ロックバンド、はっぴいえんど解散後の細野晴臣、鈴木茂に加え、松任谷正隆、林立夫の4人で主に1973〜74年に活動した、短くも日本のポップ史上マストなグループの不朽の名作。細野がのちにソロ〜YMOで体現するファンク、ワールドミュージックのニューミュージック的解釈の予兆、21世紀になってもこれほどセクシーなシンガー&ギタリストは出てきてないんじゃないか?と思わせる鈴木茂の色気。そして、バンドというよりワークショップのようだったこの試み。若き日の山下達郎、高中正義、桑名正博、大貫妙子、南佳孝らの声や演奏が聴こえてくるのも貴重だ。はっぴいえんどもそうだが、この色褪せなさは細野らが洋楽を見上げず、きちんと消化しているからだろう。(石角友香)
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