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松任谷由実
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あっ!お金がない

OLIVE

『ファッション雑誌の表紙のようなジャケットが印象的なアルバムです。今でもその音楽的価値は色褪せていません。』
ユーミンと同じ年生まれですから、冒頭の「未来は霧の中に」の歌詞は同時体験した世相が蘇ってきます。確かに「科学が夢を見てた」時代でした。
純粋な恋心をしっとりとした曲調で綴った「青いエアメイル」は、時代を超えてその思いが伝わってきます。
ショッキングな出来事をポップな旋律にのせて軽やかに歌われる「ツバメのように」は不思議な曲です。重い内容をさらっと歌い上げています。これもJ?POPの先頭を走りぬけていたユーミンの感性でしょう。

永遠の名曲とも言える甘酸っぱい思いが綴られている「最後の春休み」。ユーミンが得意とするオールディーズ・サウンドにのせて、離れ離れなって別れてゆく高校最後の春休みを「もう制服じゃない」という言葉で象徴させています。思春期特有の切ない気持ちが泣きたくなるような歌詞で綴られていますので、この郷愁を誘う1曲を聴くだけでJ?POP界の女王として今なお君臨しているユーミンの真価が納得できますね。

勿論、ハイ・ファイ・セットの大ヒット曲「冷たい雨」、アン・ルイスが歌った「甘い予感」、研ナオコに提供したフォークロア調の「帰愁」、疾走感のある歌詞とメロディが古さを感じさせない「風の中の栗毛」、古きよきアメリカ映画を彷彿とするような「稲妻の少女」、アンニュイな雰囲気が漂う「りんごのにおいと風の国」とそれぞれの曲の個性が明確なアルバムでした。
山下達郎、細野晴臣、松任谷正隆がバックを支えていた訳ですから、素晴らしいはずです。

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