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川嶋あい
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あっ!お金がない

ジョン・コルトレーン『至上の愛』の真実

『これを読むと至上の愛は分かります』
二十年ほど前にこの『至上の愛』を聴いたとき、全然分からなかった組の一人だった私が、今この著書を読みながらこの組曲を聴くとコルトレーンの意図するものが、ようやく仄見えてくる思いだ。時代の重みというか厚みのなせる業だろう。ドラッグを絶って天啓を得たコルトレーンの境地というものは凡人が背伸びして僅かに垣間見られる程度のものかもしれない。『わたしは、雨が降ってほしいとおもったらすぐに雨が降ってくるための方法を見出したい。友人が病気になったら、わたしが何かの曲を演奏すればその病気が治るようにしたい。友人が無一文になったら・・音楽の真実の力を、まだ人は誰も知らない。それをコントロールできるようになることが、あらゆるミュージシャンの目標だとわたしは信じている』(P305)という宮沢賢治を彷彿とさせるインタビューの言葉ほど、今の時代を痛烈に刺す「熱い」ものはないだろう。様々なジャズマンからのインタビューも豊富で客観的で偏頗なところがない。

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