『1曲だけでも!』
1曲目の「恋のブギウギ・トレイン」がかつてのアンルイス作品にないアレンジで、見事な仕上がりになっている。
USのR&Bシーンすら意識したような、ループベースのシンプルかつグルーヴィーなサウンド、そして一層深みを増したヴォーカル、これはもう新曲と言ってしまっても過言ではない。
残念ながら、新曲を含むその他のカバー曲は、良く言って期待通り、またはそれ以下のレベル。もちろんセルフカバーということで、全てが新しく作り直されているわけだが、アレンジが驚くほど変わっているものは他になく、単に現在のアン・ルイスのすばらしい声によって歌われている点を除いて特に目新しさは感じなかった。
だが!それでも、「恋のブギウギ・トレイン」には聞く価値があると思う。私が気に入ったのは実のところこの一曲だけなのだが、それでもそのためにアルバム代を払ったことに対して、何の後悔もないのだ。
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