『生命』
天才心臓外科医と呼ばれる医師・須磨久善とスタッフ、患者の闘いを描く。画期的な心臓オペ手法であるバチスタ手術は、日本では前例がなく、困難なものであった。
日本初のバチスタ手術は失敗に終わる。二度目を失敗すれば、心臓外科医としての生命は絶たれるだろう。困難なオペを避ける選択肢だってある。それでも須磨医師は、危険を冒してもバチスタ手術に挑もうとしていた。彼は、バチスタ手術に自分の医師生命よりも重い、二つの生命――日本におけるオペ手法としてのバチスタと患者の生命――を懸けていたのだ。
生命を巡るプロジェクト、ドラマが、美しい映像を交えて描かれる。人間性といった広範な人物像は描かれず、限られた範囲で語られるにしても、プロジェクトを越えた「生き方」を垣?!??見ることができる出色の作品だ。
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