中島美嘉、CHEMISTRYの曲を手掛けたことで一躍脚光を浴びたソングライター、川口大輔のソロ1stミニ・アルバム(3万枚完全限定盤)。ヒット曲を次々と生み出す作曲家であり人並み外れたピアノの才能の持ち主、つまり編曲者としても一目置かれる存在の彼が、とうとうソロアーティストとしてそのヴェールを脱いだ。まさかこんなにすばらしい声の持ち主だとは!とろり溶けてしまいそうな甘いヴォイスが全編に広がる。早稲田大学在学時には、ラテン音楽に傾倒していたという川口らしく、ケミストリーに提供した曲では、ラテン楽器を用いてボサノヴァ・テイストあふれるアレンジを施している。ここでは中島美嘉が参加。そのほか、には、堂珍(ケミストリー)が、には川畑(ケミストリー)がそれぞれ参加している点も見逃せない。ラストを飾るのは、川口大輔が親友の結婚を祝って作りあげたというバラード曲。ケミストリーの1stアルバムに収録され、後にシングルカットされたこの曲で、彼の名は世間に知られることとなった。リリック、メロディー共に何度聴いても心にしみわたる名曲だ。マルチな才能をもった彼が、これからどんなすごいことをやってくれるのか実に楽しみだ。(中西 章)
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