『やっぱり天才。』
リアルタイムで聴いていたので、懐かしくて購入。「懐かしさ」だけで魅力を感じているのかな?と思って聴き直してみたらなんのなんの、やはり井上鑑は天才だなと感じた次第。
歌は決して上手ではないwwのだけれど、曲の作り込み(世界観)・転調を多用したコード進行とメロディライン・やはり目まぐるしく変わるリズム・日本語の長所を充分に活かしてダブルミーニングまで試みた歌詞・・・トリッキーで浅いかな?と思ってもそれ以上、ギリギリのセンスでグイグイ引き込んでくれるオーケストレーションの魔術師とも言える。
「コスモノート」などは今聴いても(今だからかも)、核時代の反戦歌としては鳥肌が立つほどの出来栄えだと思う。「パパもママも花火のように消えてく」から「栄光の業火を見てご覧(英語)」などは核戦争の虚しさが恐ろしくも美しい光景として描き出されている。
「グラビテーションズ」「ユベスキューレ」などはやっぱりないとドライブには最適。思わず自分がニキ・ラウダかマルク・アレンになった気分が味わえる。普通ベラ・バルトークなんて歌の題材にはしないよなあ・・・