◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
平井 堅
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あっ!お金がない

ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編

医療のあり方に悩み、もがき苦しむ研修医の姿を真摯な制作姿勢で描いた連続ドラマ『ブラックジャックによろしく』のスペシャル版。斉藤(妻夫木聡)は第四外科(通称・がん病棟)での研修で、久しぶりに同期の出久根(加藤浩次)たちと一緒になった。斉藤の指導医で、抗がん剤の研究に熱心な庄司(阿部寛)は紹介状を手に診察にやってきた主婦・良江(薬師丸ひろ子)に対して、即座にすい臓がんだと告知する。治らないなら告知しないという庄司の言葉を信じ、良江は手術を受け、その手術は無事成功するのだが、今度は肝臓に腫瘍が再発する。
連続ドラマの時には主人公の過度な正義感ぶりに幾度となくイライラさせたが、このスペシャル版では斉藤がわずかながらも人間として成長していることもあって(このわずかが大事!)、そのあたりの違和感はかなり緩和されている。斉藤と出久根のそれぞれの担当医である、抗がん剤を積極的に使用する庄司と抗がん剤をいっさい使わない宇佐美(石橋貴明)との対比はいかにも図式的だが、この重いテーマをわかりやすく描く上では有用だっただろう。この特別編で感心させられたのはむしろ出久根のパートの方。末期がん患者のまどか(伊東美咲)を必死に励まそうとする出久根の献身ぶりが感動的だ。(麻生結一)

戻る

初めての出会い系
人妻がHに燃える
TOP

(C)平井 堅