『表題曲はどうでもいい。』
ここで推したいのはカップリングされている「CAT」。
この上なく地味だが大傑作である。
体裁はともかく、中身が一流のレストランでは、メニューに載ってないスタッフの賄い飯の方が意表をつく美味しさだったりすることがある。
ブレーンやスタッフに恵まれるというのも、この人の大きな実力のうちの一つに間違いない。
そんな贅沢な才能たちとの共同作業で誕生したこの極上の「賄い飯」を味わうためだけにでも、このシングルを買う価値はある。
今朝も会社に出かけて行く君を
パジャマのままでお見送りして
grooveに針を落とせば 歓喜の声が渦巻く
猫を撫でたこの指が 階下の淑女たちを溶かす
けむり 羨望 カクテル 嘘 寄り道
うねり 肩書き トラウマ 汗 裏切り
夢だけを食べてたい 君はまだ君じゃない
愛だけじゃ縛れない 僕もまだ僕じゃない
勿体無いとは思うが、まずこれはシングルカットを前程に作成されたものではないのだろうな。事務所がOKしないだろうな。あーあ。
3曲目「Miracle」のsilent poet mixも秀逸。